愛してしまった相手が2人いた——自分でも信じられないほど、不器用で、そして罪深い時間でした。3年もの間、私は二股関係を続けてきました。
どちらも本気だった。どちらにも嘘をつきたくなかった。だけど、「いつかは選ばなければならない」という現実を、私はずっと見ないふりをしてきたのです。
ふたりとの出会いと始まり
Aさんとは社会人2年目のときに出会い、穏やかで包容力のある人柄に惹かれて付き合い始めました。結婚も視野に入れた関係で、家族にも紹介済みでした。
そんな中で出会ったのが、仕事先で知り合ったBさん。刺激的で頭の回転が速く、話しているだけで心が躍るタイプ。彼との関係は、最初は単なる浮気のつもりでした。
でも、気づけば私はどちらかひとりを選べないまま、二重生活を続けるようになっていたのです。
罪悪感と幸福感の狭間で
土日はAさんと過ごし、平日の夜はBさんと会う。そんな日々を続けながら、心はいつも張り裂けそうでした。
どちらにも愛され、どちらにも嘘をついている。「どちらかを失いたくない」という想いが、私を動けなくしていたのです。
それでも、いつかは終わらせなければならないと、自分に言い聞かせては先延ばしにしていました。
突然訪れた終わり
転機が訪れたのは、ある日の夜。Bさんから「一緒に住まないか」と言われたのです。
私はその場では答えを出せず、Aさんに対しての罪悪感が一気に押し寄せてきました。その夜、眠れぬまま考え続け、翌朝、私はAさんに全てを話す決意をしました。
彼は驚き、怒り、そして最後には静かに「ありがとう、正直に話してくれて」と言って去っていきました。3年続いた関係は、わずか数分で終わりました。
選んだはずの道、その現実
私はBさんを選びました。…でも、それが“正解”だったのかどうか、今でもわかりません。
彼との生活は楽しいけれど、どこかで「代償を払っている」ような気がすることもあります。
時折思い出すAさんの優しさと、傷つけてしまった事実。それは、きっと一生私の中に残り続けるのでしょう。
まとめ
3年間の二股生活は、心をすり減らす日々でした。誰かを裏切るたびに、自分をも裏切っていたのだと思います。
恋愛は、誰かを選ぶということ。選ばなかった人への誠実さも、選んだ人への責任も、どちらも重くのしかかります。
もしあなたが今、複数の愛の間で揺れているなら、早めに自分の気持ちと向き合ってください。決断を先延ばしにしても、失うものが増えるだけです。
私のように、遅すぎる決断にならないことを願っています。