愛する人に裏切られたとき、心はズタズタに傷つき、「自分に価値がないのではないか」とすら感じてしまうことがあります。
浮気のショックは、恋人との関係性だけでなく、自尊心や自己イメージにも大きなダメージを与えます。
でも、あなたが悪いわけではありません。そして、その傷は時間とともに、正しい方法を使えば必ず癒えていきます。
今回は、浮気されたあとに自分を癒すための5つの具体的な方法をご紹介します。
1. 感情を否定せず「感じきる」
悲しい、悔しい、虚しい、怒りがこみ上げる…どんな感情でも無理に押さえ込まないこと。
感情を我慢していると、心の中にしこりのように残り、立ち直りが遅くなってしまいます。
泣く、叫ぶ、ノートに感情を書き出すなど、素直に「今の自分」と向き合う時間をつくりましょう。
2. 信頼できる人に話す
自分だけで抱え込まないことはとても重要です。
友人や家族、またはカウンセラーなど、信頼できる人に今の思いを言葉にしてみてください。
人に話すことで感情は整理され、冷静な視点も得られます。また、共感されることで「一人じゃない」と感じられるはずです。
3. 自分を責めるのをやめる
「私に魅力がなかったのかも」「もっと○○していれば…」と、自分を責める気持ちが湧いてくることもあるでしょう。
でも、浮気をしたのは相手の問題であり、あなたのせいではありません。
自分に非があると感じてしまうと、心の回復が妨げられてしまいます。
自分を責める時間があったら、「よくここまで耐えてきた」と自分を労わる言葉をかけてあげてください。
4. 新しい習慣を取り入れてみる
心に空白ができたときこそ、新しい何かを始めるチャンスです。
運動をする、料理を覚える、新しい本を読む、小旅行に出かけるなど、少しの刺激と変化が気持ちの切り替えに役立ちます。
特に、体を動かすことはストレスホルモンを減らし、幸福ホルモンを増やす効果があると言われています。
5. 「未来の自分」に意識を向ける
浮気された事実にとらわれすぎると、前に進む力を失ってしまいます。
過去ではなく、「これからの人生をどう生きたいか」を考えてみましょう。
未来の自分にふさわしい行動・思考を選ぶことが、傷を癒す最も根本的な力になります。
理想の自分像や、新たに出会いたい人、やりたいことに目を向けることが、次第に希望となっていきます。
まとめ
浮気されたときの心の傷は、見えないからこそ深く、そして痛みも長引くものです。
でも、適切なステップを踏めば、必ずあなたは立ち直れます。
そしてその先には、もっと自分を大切にし、自分らしく生きられる未来が待っています。
「もうダメかもしれない」と思ったその場所が、実は新しい人生のスタート地点かもしれません。
自分を癒す力を信じて、一歩ずつでいいから、前を向いて歩いていきましょう。